このブログでは何度も書いてきましたが、
僕にとって調理器具は料理のやる気、テンションを上げてくれる大事なアイテムです。
これまで
と紹介してきました。今回は「フライパン」!
焼き物、炒め物はもちろん、揚げ物や、ちょっとした煮物を作るのにも使えるので本当に万能。いつもお世話になってます…!
ビタクラフト×山田工業所の「打ち出しフライパン」と「スーパー鉄」
黒くてゴツい鉄のフライパン。控えめに言ってイケメン…。
- 深底の24cmフライパン
- 平らな28cmフライパン
の2つを使い分けてます。
前の記事「ビタクラフトの片手鍋・両手鍋」でも紹介した「vitacraft」というブランドです。
取手の部分に「vitacraft」という文字が刻まれています。こういう細かいところも好きです。カッコいい。
デザインも良いですが、品質も優秀。ちょっと値段は張りますが、一推しの調理器具ブランドです!
ビタクラフト × 山田工業所の「打ち出しフライパン」
▲こっちの深底の24cmフライパンが「山田工業所」というブランドと「vitacraft」のコラボレーション。
「山田工業所」のフライパンは数千回ハンマーで叩い作っ日本で唯一“打ち出し”という技術を使っています。
取手の部分には「打ち出し」の文字。
ハンマーで叩いて作ったフライパンは薄く、普通の鉄フライパンよりも軽い。
そして叩かれて出来た凹凸で油の馴染みも良くなっています。
ビタクラフトの「スーパー鉄」シリーズ
▲こっちの底が平たい28cmのフライパンはビタクラフトの「スーパー鉄」というシリーズ。
「窒化4層加工」という航空機などにも使われる技術で錆びにくく、食材がくっつきづらいようになっています。
びくともしない鉄の頑丈さ
10年、20年と長く使いたかったので「鉄製」を選ぶと決めてました。
フライ返しでガリガリしても、キッチンバサミチョキチョキしてもびくともしません。なんてったって鉄ですから。
テフロン加工のフライパンでそんなことすると、コーティングがガリガリに削れてしまいす。
そして、その削れたカスが料理に入るのがまた怖いんですよね。
もちろん、ガンガン強火で使っても問題ないし!むしろ、よく熱してから使うと食材がくっ付きにくくなります。
テフロン加工系のフライパンは逆に強すぎると加工が傷んできて効果がなくなってしまうんですよね。
燃えない。溶けない。ステンレス製の持ちやすい取手
取手も意外と重要。
取手が木製やプラスチック製だと、焦げたり、溶けたりするんですよね。
実際、前に使っていた鉄のフライパンも取手がプラスチック製で、溶けてしまいました。
使えないことはないんですが、プラスチックの溶けた匂いが臭くて…。
鉄フライパンはガンガン強火で使えるのが良いところなので、熱にも強いステンレス製だと安心して使えます。
あと、この丸っとしたデザインも手にフィットして持ちやすいです。
使えば使うほどくっつかなくなる鉄のフライパン
鉄のフライパンはテフロンやアルミ製のフライパンとは違って、洗剤でゴシゴシ洗うようなことはしません。
水とタワシを使ってるザックリと洗うだけ。
というのも、鉄フライパンはちょっとずつ油を馴染ませるように使うと食材がくっつかなくなるんです。油のコーティングが出来るイメージ。
例えば、料理人が使ってるフライパン。魔法のように食材が全然くっつかないじゃないですか。
あれはしっかり油の膜が出来ているという仕組みなんです。
この、ちょっとずつフライパンを育てていく感じが自分だけのアイテムを作っているようで楽しい。
鉄のフライパンならでは楽しみ方です。
ビタクラフト鉄フライパン パリッとカリッと焼ける使い心地
熱に強い鉄フライパンなのでガンガン強火で使えるので食材の表面もカリッとパリッと仕上がってくれる。
ステーキやハンバーグなど焼き物には底が平たい「スーパー鉄」
ガッチリ熱したフライパンにステーキをどーん。
表面が一気にカリッと焼けるので旨味を逃しません。
表面が香ばしくて、もう最高…!
他にもハンバーグや目玉焼きなんかもこっちの平たいフライパンを使って作ります。
チャーハンや野菜炒めなどの炒め物は深底の「打出し鉄フライパン」
チャーハンや野菜炒め、あと麻婆豆腐などの中華料理はこっちの丸い深底フライパンを使います。
底が丸いので食材を返しやすく炒め物系はこっちの方が使いやすい。
チャーハンは強火でガンガン炒められるのであっという間にパラパラになります。
あと、揚げ物とかもこの深底フライパンで揚げちゃいますね。
1〜4人前くらいだったらカレーやシチューもこれで作ってます。
ホント万能。
ビタクラフト 鉄フライパンの注意点
ビタクラフトの鉄フライパンに限らないですが、鉄のフライパンを使う上での注意点をまとめておきます!
そこそこ重い
衝撃に強い。火に強い。という良い点もありますが、“重い”という弱点もあります。
やっぱりテフロンやアルミ製フライパンと比べると重いです。
とは言え、ずーっとフライパンを振り続ける料理もなかなか無いので大丈夫ですけどね。
チャーハンでもたまにひっくり返す程度なので合計でも20秒、30秒も持ち上げてませんし。
個人的にはこのくらいズッシリしていた方が安定していて使いやすいです。
使い始めは 空焼き&油を馴染ませる
鉄フライパンの表面は錆止めの塗装が塗ってあります。その最初に塗装を取らなきゃないんです。
- 高温でフライパンを熱する
- フライパンの色が変わる
- 油を馴染ませる
という具合の工程。
▼YouTubeの動画を参考にしてみてください!
▲こっちの平らなフライパン「スーパー鉄」は独自の「窒化4層加工」という技術のおかげで空焼きをしなくても大丈夫になってます。
使う時は しっかり熱して油は多めに
テフロン加工のフライパンと違って、油を使わずに炒めると食材がすぐくっつきます。
鉄のフライパンを使う時は、
- フライパンよく熱する(ちょっと煙が出るくらい)
- 油を多めに入れる(大さじ2以上)
- 全体に馴染ませる
まぁ当たり前なんですけど、鉄のフライパンを使う時はもっと重要!
使い終わったら熱いうちに洗う。洗剤は使わない!
後からでも洗おうと思えば洗えますが、すぐ洗った方が汚れが落ちやすいです。
フライパンが熱々のうちに水をかけるとジューーっとなります。そしたらタワシでゴシゴシ。この時火傷にだけ注意点してください!
洗い終わったら火にかけて、しっかり乾かします。
蓋を買う時はサイズをチェック!
目玉焼きとか、パンケーキを焼く時は蒸し焼きにするので蓋が必要!
「スーパー鉄」の方は28cmなので、28cm用の蓋を購入しました。ピッタリです。
だいたいどこのメーカーの蓋でもピッタリ合うと思います。
24cm打出しフライパンの方は何千回も叩かれて作られているからなのが、微妙に合わない…。
というわけで、22〜24cmまで使える蓋を使ってます。なんか良いのないかな〜。
【まとめ】一生もののフライパン。ビタクラフト × 山田工業所の鉄フライパン
正直、扱いや手入れが“楽”という訳では全くないです。
だからこそ、使う度に少しずつ使いやすく育っていく鉄フライパンに愛着が湧きます!
自分だけのフライパンが出来ているようで嬉しい。
ちょっと面倒な所もあるけど、どの素材よりも頑丈な鉄フライパンは一生使えるアイテムです!
この鉄フライパンとともに料理の腕も磨いていく!
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