こんにちは!まさと(@O_Masato1995 )です!
世界にただ一つの「梅酒」作ってみませんか?!!
と、ちょっと大袈裟に言ってみましたが、自分で作った梅酒は本当に美味い。
初めて作った時は900mL、次の年は1.8L作り、とうとう今年は3.6Lも作ってしまった。
「甘さの調節」もできるし、ウィスキーやブランデーが好きなら「ウィスキーやブランデー」で作ることもできる。
黒糖を使えば「黒糖梅酒」も作れる。
何より、出来上がるまでのワクワク感。日に日に増す愛着。楽しいですよ!
- 梅
- 甘味料(氷砂糖など)
- お酒(焼酎など)
この3つの材料さえあれば、誰でも簡単に作ることが出来ます。仕込みが終われば3ヶ月〜半年で美味しい梅酒の完成です。
スーパーで買う梅酒とは違う「手作りならでは」を存分に味わってみてください!
まずは「梅・甘味料・お酒・入れる容器」について解説しようと思います。
すぐに作り方を見たい方はスキップしてください。
目次[タップで飛びます]
美味しい梅の選び方
20歳になってから毎年作っている梅酒。正直どの梅で作っても美味しいです。
「スーパーの棚に置いてある梅」で作ったこともありますし、「その2、3倍の価格はする高級な梅」をネットで注文して作ったこともあります。それぞれ違って、どれも美味いんだよね。
現在、梅の種類は約300ほどあります。その中から選び抜くのは至難。というか売ってませんしね。
そこで、梅選びのポイントとしては
- 傷なくツヤがあるもの
- サイズ(梅の大きさ)
- 色(熟し具合)
まずは、この3つが大事です。
その内「〇〇の梅が好き!」というのが出来るかも知れませんが、初めはそんなの気にしなくて良いと思います。
1.傷が無く艶のあるものを選ぼう
「スーパーに梅が並んだから速攻で購入!」まぁ、それでも良いのですが、焦らず品定めするのも大事です。
スーパーだと袋に入っていて見づらいかもしれませんが、傷や痛みが少なく出来るだけ、つるんと張りのある実を選ぶようにしましょう。
傷や痛みが大きいと、味や色もわるくなります。最悪の場合そこから菌が繁殖してしまい飲めなくなってしまうこともあります。
2.梅のサイズをチェック
梅のサイズはスーパーでは「大・中・小」で表記されていることが多いです。
ネットや本格的な売り場なら「M・L・2L・3L・4L」という表記になります。そのままMが小さくて、4Lが大きいサイズです。
おすすめは出来るだけ大きいものですが、一概に言えないので、少々解説します!
大きい梅:果肉も果汁もたっぷり
大、又は2L以上の梅です。
果肉や果汁もたっぷりで、梅の味がしっかり抽出することができます。香りも強く、梅の味を楽しむなら大きいのがおすすめです。
出来上がった梅酒はフルーティーで、梅もトロッとした仕上がりになります。
ぼくも大っきな梅が好みです。
小さい梅:カリカリとした歯応えが楽しめる
小さいからと言って梅の味がしないわけではありません。しっかり美味しいのが出来ます!
大きい梅よりは果肉、果汁が少ないので風味は劣りますが、カリカリとした歯応えが魅力。
こっちの方が好きな人もいますので試してみてください!
3.梅の色で熟し具合をチェック!
熟していない梅は「緑色」熟していくと「黄色」さらに熟すと「赤」くなっていきます。
緑色で仕込むのと黄色や赤色で仕込むのでは、また味が変わってくるので説明していきます!
ただ、あまりにも熟しすぎていたり、未熟すぎると味が出にくいので注意です。
緑色の実で作る:フレッシュで甘み・酸味のバランスが良い!
甘みもありつつ、フレッシュな酸味もしっかり感じられるバランスの良い味になります。
緑の梅は硬いので痛みづらく、実を潰してしまうことも少ないです。扱いやすいので、初めて作るなら緑色がおすすめですね。
黄色い実で作る:フルーティーで香り、甘みが強い
黄色くなってくると実も柔らかくなり、香りも強くなっていきます。桃のよう甘い香りです。
柔らかいので、優しく扱う様にしましょう。
出来上がりも甘くてフルーティー。梅の風味もしますが、プラムや桃の様な風味も感じられます。
甘い香りもお酒に付くので、アルコール感が少なく仕上がります。
おすすめの梅は「紀州みなべ産 南高梅」
個人的におすすめなのが、紀州みなべ産の「紀州南高梅」です。
実もまん丸で大きい。香りもすっごくいいんですよ。
去年ここで仕入れて以来、スーパーで買うのはやめました。そのくらい美味しいです!
甘味料の選び方と入れる量
甘味料は何が良いの?
無難なのは「氷砂糖」です。癖もなく、溶けるスピードも丁度良い。(溶けるスピードが早いと梅が浮いて来ちゃう)
ぼくも初めは氷砂糖で挑戦しました。
無色なので、徐々に梅エキスが溶け出し黄色く黄金色になってくるのが分かりやすいです。
今回は「きび糖」で作りますが、甘味料は何でも良いです。
- 黒糖
- 氷砂糖
- 上白糖
好きな甘味料で試してみてください!
「氷砂糖」や「上白糖」よりはミネラルなどの栄養素を含む「黒糖」あるいは、栄養も含みつつクセの少ない「きび糖」がおすすめ。
「半分は氷砂糖、半分はハチミツ」なんてのもありかもしれません!
どのくらいの量を入れるの?
梅酒を作る時、一般的には梅1kg、お酒1.8L、甘味料500〜1000gとされています。
はっきり言うと、ここからはもう好みです。
甘めが好きなら800gとか1000g、甘さ控えめなら500g。
500g以下になると梅のエキスが出づらくなるので、あまりおすすめは出来ません。それさえ気を付ければ大丈夫です。
お酒の選び方
一般的に梅酒などの果実酒を作るには「ホワイトリカー」という焼酎を使います。
無色透明で癖もありません。35度と度数も高めなので梅の味も染み出しやすいです。
ぼくも「ホワイトリカー」という焼酎を使っています。やはり初めてならここからでしょう。
他にも
- ウィスキー
- ブランデー
- ウォッカ
などアルコール度数が20度以上のものなら作ることが出来ます。
20度以下になると、梅にカビや雑菌が繁殖してしまったりするので注意が必要ですね。
職場の後輩から「ウィスキーの梅酒もめちゃめちゃ美味いですよ!」と聞いたので、来年は作ると決めました。
容器はガラス製を選ぼう
おばあちゃん家にある梅干しが入っているような瓶ですね。安くて丈夫です。
プラスチック製でも作れることは作れますが、プラスチックはだと
- 空気を通す
- 劣化しやすい
- 匂いや色が移る
など梅酒作りにはあまり向いていません。
なので、ガラス製の瓶が良いでしょう。
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誰でも簡単!手作り梅酒の作り方
では、作っていきましょう!
基本的に「甘味料」や「お酒」が変わっても作り方は同じです。
ポイントさえおさえればら必すれば、必ず美味しい梅酒ができます!
使う食材
- 梅1kg
- 甘味料(きび糖)1000〜500g
- お酒(ホワイトリカー)1.8L
今回は「きび糖」と「ホワイトリカー」で仕込んでいきます!
甘味料やお酒にについては「甘味料の選び方と量」「お酒の選び方」で説明した通りです!
いろいろ試してみると面白いですね。ぼくも来年は「黒糖梅酒」と「ウィスキーの梅酒」を仕込もうと思ってます!
手順
STEP.1傷や痛みのある梅を選別する
傷や痛みの酷いものは初めから選別し、入れないようにします。そこからカビなどが繁殖する可能性がありますからね。
STEP.2梅を洗いアク抜きをする
梅は柔らかいので水に浸して撫でるように洗います。1、2回水を変えたらオッケー!
そしたら水にさらしアク抜きをする…、のですが、これ省いちゃっても大丈夫です。
「4〜8時間ほどアク抜きをする」という作り方もありますが、あまり神経にならなくてもエグ味や苦味はそんなに感じません。
実際、ぼくもしてないです。ただ、青ければ青いほどアクが含まれているので、気になる方は1、2時間水に浸しておくと良いでしょう。
STEP.3瓶を熱湯で殺菌する
瓶を殺菌しておきます。沸騰したお湯を注ぎ、全体に行き渡るように回す。2、3回に分けて行うとやりやすいです。
この時、手袋やタオルを使ってヤケドしないように気を付けましょう。
STEP.4ヘタを取り、しっかり乾燥させる
つまようじで1つずつ丁寧にヘタを取ります。
しっかり水気を拭き取ります。ヘタのところもしっかりと。布の繊維などが付かないのでキッチンペーパーを使うと良いです。
時間に余裕があれば、日陰でさらに乾燥させるともっと良いです。
水気はカビ発生の原因なので出来るだけ乾燥させるようにしましょう。
STEP.5梅・砂糖を交互に入れる
梅を3分の1くらい入れて
殺菌した瓶に「梅、砂糖、梅、砂糖」の順で梅1kg、きび糖500g全て入れます。
STEP.6お酒を注ぐ
ホワイトリカー1.8Lを上から注ぎます。
仕込み完了!
これで仕込みは完了です!
蓋に今日の日付を書いておくと、いつ仕込んだのか分かりやすいですね。
ここから約3ヶ月から半年もすれば味がしみ出て、飲み頃になります。
仕込み完了後に注意すべき2つのポイント
その1:1日1回砂糖を少しずつ溶かすべし!
始めの内は、甘味料(今回はきび糖)が溶け切りません。それで良いです。一気に溶けすぎると、かえって良くありません。
「梅をある程度アルコールにつけて菌などを繁殖させない」のと、「砂糖が早く溶けすぎると、梅が浮いてきてしまう」などの理由です。
まぁ35度くらいのお酒を使って入れば特に問題はないと思いますが、砂糖が溶けるまでは1日1回ちょっとずつかき混ぜましょう。それもまた楽しみの一つです!
その2:常温で保管するべし!
仕込んだ梅酒はどこで保管すべきなのか。
「直射日光が当たらなければどこでも良いです。」
夏なら夏の温度、冬なら冬の温度。自然に任せるのが一番。
始めの内は砂糖を溶かすために1日1回ほどかき混ぜるので、いつでも取り出せる場所が良いですけ。
ぼくはテーブルの下とかに普通に置いてます。
逆に、冷蔵庫などで保存するとお酒に色が付かなかったりするようです。見た目も味も薄くなってしまうので注意ですね。
梅酒作りに失敗しない為のポイントまとめ
それでは、失敗しないためのポイントをまとめて振り返ってみましょう!
- 20度以上のお酒を使う
- 容器はガラス製の瓶を使う
- 痛みがほとんど無い梅を選ぶ
- しっかりと水気を切る
- 砂糖はちょっとずつ溶かす
- 常温で熟成させる
以上に気をつければ、きっと美味しい梅酒が出来るはずです!
様々なアレンジで自分だけの「梅酒」を楽しもう!
梅酒は「梅・甘味料・お酒」たった3つの材料で作ることが出来ますが、そのレシピは多種多様。ありとあらゆるアレンジが可能です。
お酒に「ジン、テキーラ、ウォッカ」を使ってみる? ハチミツを入れてみる? レモンを一絞り入れてみる?
自分だけの"とっておき"を仕込むのは、ぼくにとって1年に1度のちょっとしたイベントです。
仕込むのも楽しいけど、完成はもっと楽しみ!!!美味しいのが出来るといいなぁ〜!
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